【忘年会】にまつわる小話、忘年会はいつから始まった?
こんにちは
わんこ母ちゃんです!
12月に入りそろそろ
忘年会のシーズンになって来ましたね!
そこで、忘年会はいつ頃から始まったのか?
など、忘年会にまつわる色々を
ご紹介します。
-
忘年会の起源
1説によると忘年会はすでに鎌倉時代には行われていたそうです。
貴族などの上流階級が集まり一晩中和歌を読んだと言われています
『としわすれ』という行事が忘年会の起源だと言われています。
お酒を飲む習慣が生まれたのは江戸時代
明治に入り定着したと言われていて
夏目漱石の『吾輩は猫である』の一節にも忘年会という言葉が出てきています。
-
忘年会と納会の違いは?
忘年会は1年の労をねぎらう目的で行われる年末行事で馴染みの方も多いイベントですが
納会についてはあまりよくわからないということも多いでしょう
納会の一般的な意味は仕事納めの打ち上げということ
忘年会と同じく年末時期に催す場合が多く
『締めくくり』という意味ではほとんど同じです
プロ野球やJリーグなどシーズン終了といった節目に行われ
会社によっては株主総会終の7月に納会を行う企業もあります。
-
乾杯っていつから始まったの?
西洋では昔から行われていた風習ですが日本で乾杯の習慣が生まれたきっかけとなった出来事は安政元年(1854年)日英和親条約締結後の晩餐会でのこと
その席上でイギリスから派遣された
エルギン伯爵が杯を交わす習慣を紹介し
それを幕府の侍たちが真似したことが日本で最初の乾杯だと言われています
-
無礼講とは?
『今日は無礼講で』と言われれば無礼な
ことが許されるって思っていませんか?
本来の意味は実はニュアンスが違います
そもそも礼講とは神事の際に神様に捧げたお神酒を偉い人から順に飲むこと
(その礼講がない)とする無礼講は形式や身分の上下にとらわれずみんな同じ立場で宴を楽しもうということなのです。
-
『手締め』の意味とは?
いわゆ『お手を拝借』という宴会の最後によく行われる『よーぉパパパン、パパパン、パパパンパン』と手を叩くのですがこの手拍子にはしっかり意味があります。
3拍子+3拍子+3拍子では3拍子が3回で
九なり九=苦を連想するので具合が悪い
そこで1拍子加えて『九』が『丸』になり
『苦労し頑張った結果物事が問題なく丸く収まる』という意味がこめられています。
-
最後に
忘年会年の瀬の恒例行事としてすっかり定着していますが意外にその中味は意味が深かったりして…
忘年会を開くときはちょっと思い出して頂ければ幸いです。